本支店会計について,私が何が分からなかったのかが分かったので,ブログを久しぶりに書いてみたいと思います。
それは・・・
支店は毎期利益0からスタートする
ということですね。
つまり,支店は,利益0からスタートするので,支店の期末BSの差が,支店の当期純利益(支店PL)と同じになる
こういう構造になっているということです。
ま,なんのこっちゃって感じだと思いますが,これが分かると,在外支店の為替差損の出し方が,理解できるんですよ。
まず在外支店BSを円換算し,円で差額を出して,それを支店PLに当期純利益としてもっていって,円換算後の支店PLとの差額を為替差損益にするっていう出し方。
なんでこんな出し方なんだって思いますもんね。
とりあえず,支店というのは,毎期利益0からスタートします。
要は期首の繰越利益剰余金(支店BS)が0だってことです。
で,期中の利益を出していくんですが,結局期末で利益を0にする。
ということは,毎期末に,利益を0にしているので,つまり解散をしているようなものです。
毎期末に解散し,期首に設立される。
であれば,為替によって含み益がでたとしても,それは結局解散によって実現してるって考えればいいと思うんですね。
この考えは,内部利益の消去では矛盾しますが・・・
ま,評価換算差額を,支店BSで使わないのはなぜかってときに,上のように考えればいいと思いますね。
結局支店の利益は期末時に0にしなければいけないので,結局実現利益になっちゃうでしょと。
期末の支店BSの差の全額を,支店PLの当期純利益とみてもいいでしょと。
ま,支店が独自に他の外国会社の有価証券を持つなんてありえないので,含み益の額も大したことないですし。
要は,支店というのは,毎期利益0からスタートし,期末時に利益0にするという構造を理解すると,本支店会計がぐっと分かるという話です。
ま,私はようやく理解できたなって感覚ですね。
正直本支店会計はマジでわからなかったので,これが分かってよかったよかったです。
勉強を初めて3年くらいで,ようやく理解できましたね(笑)
引き続き,勉強していきまーす。