この1カ月,ブログの更新はしていませんでしたが,勉強は進めてました。
ですが,アカ凸はいったん退会しました。
理由としては,講義アップのペースが遅いなと思ったからでした。
もちろん,復習を繰り返していれば,時間もかかるのでちょうどよかったのかもしれません。
ですが,根っからの心配性でして,管理会計の勉強が来年になってしまうのは我慢ができなかったんですね。
で,ほかにいい講座ないかなと探していた時に,プロ簿記と出会いました。
プロ簿記は簿記1級の講座しかないのですが,やっぱり簿記1級の勉強は会計士の勉強に役立つだろうと思い,入会したわけです。
はじめはアカ凸と両方やってたんですが,だんだんプロ簿記の講座のレベルが高いことに気づきました。
で,もういっそのことアカ凸を辞めて,プロ簿記一本にしようと考えたんですね。
まぁ,簿記1級のレベルになったら,アカ凸に戻ってこようと考えてます。
そんなこんなでこの1カ月,プロ簿記のインプット講座は全て受講しました。
アウトプット講座も,工業簿記原価計算は,だいたい終わらせました。
そして,商業簿記では,連結を重点的に勉強し,だいたいわかりました。
なので,1カ月前の自分とはだいぶレベルが違うと思います。
それにしても,プロ簿記はいいですね~。
だいたいT勘定で下書きを作っていくんですが,それが分かりやすいんですね。
T勘定ってこんなに便利なのかと思いました。
あと,差異を計算するときに特徴的なテクニックを教えてくれるのですが,見事だなと思います。
ボックス図とかシュラッター図を書かないでやっていくんですよね。
もちろん図を書いてやってもいいとは教えてくれますけど,圧倒的にプロ簿記スタイルのほうが早いし,楽なんですね。
楽というのは,計算の回数が少ないんです。なので,ミスがしにくい。
見事です。
商業簿記についても,基本はT勘定で下書きを作っていきます。
そして,連結ですね。
資本連結は,やっぱり開始仕訳が難しいと思います。
ですが,タイムテーブルを使い,開始仕訳を一気に書くやり方を教えてくれます。
利益剰余金当期首残高は差額で出すっていうのは,すごいなーと思いました。
成果連結もすごいですね。
成果連結は実は得点源であることも明確に教えてくれます。
PL科目とBS科目が両方出てくる仕訳も,T勘定を使って一気に書く方法も教わりました。
そして,税効果会計とアップストリーム会計ですね。
両者は実は似ていると教わるんですが,ホントそうだなと感じます。
子会社の利益を国にとられるか,非支配株主にとられるかの違いなんですよね。
「リシュはリシュ,ピーエルカモクはホーチョーへ」
「リシュはリシュ,ピーエルカモクはヒピーエル」
なんてかわいい語録もありますが,効果はえげつなかったです。
おそらく基礎なんですよね。で,これを分からなくても,問題は解けるんですよ。
でも,正解に至るまでのスピードが違うんですね。裏ルートみたいな。
で,これは知ってるか知ってないかの世界になるんで,本人の実力とは関係なしに,結果に差が出てしまうんです。
司法試験もそうなんですけど,知ってるか知ってないかなんですよね。
修習いって感じましたけど,修習で教わる内容の基礎的な部分は,実は司法試験受験のときに知っていれば,めちゃめちゃ有利になるんですね。
事実の重みとか,行為前の事情・行為時の事情・行為後の事情の使い方とか。
司法試験では,あてはめが難しいのですが,修習で教わる内容を理解していれば,あてはめはとても楽しくなりますね。
これを司法試験のときに教わりたかったな~と感じます。
私はプロ簿記を受講してるので,たぶん他の受験生よりは有利だと思いますね。
で,最後にアカ凸に入って総仕上げをして,試験に挑戦したいですね。
今年は受けないので,来年,まず受けたいですね。