さて,だいぶ空いてしまいました。
元気にやっておりますよ。
まず,会計士試験は,
受けませんでした。
ホテルもとってあったのですが,
1週間前に,キャンセルしました。
で,勉強を続けているって感じです。
ある程度,去年あたりで租税法も終わり,
いまは簿記のほうに力を入れていますかね。
ま,勉強が続けれてラッキーです。
弁護士のほうもやっぱり忙しいですからね。
でも,いまのうちに勉強も頑張りたいです。
さてさて,今日なんですが,
なぜブログを書こうかなと思ったかといいますと,
簿記の勉強をしていて,少し,ブレイクスルーといいますか,
アハ体験みたいな感覚になりましたので,書こうかなと思ったんです。
それは・・・
前期末のBS科目と
当期末のBS科目の
差
を求めて考えるのがコツ
だということです。
まぁなんのこっちゃという感じなのですが,
私にとってはかなり衝撃なんですね。汎用性が高くて。
私はプロ簿記というオンライン予備校で勉強をしているのですが,
そこの先生の問題の解き方は,
やはりこの考えがベースにあるような気がするんです。
例えば,リース会計なんかでいうと,
簿価一覧を書くんですね。
簿価なので,要はBS科目です。
リース資産とか,リース負債とか。
で,その差をとって,支払利息とか,減価償却とかって考えるんです。
ほかの問題でも,やっぱり同じです。
こう気づいたときに,なんか
あー,オレかなり大事なことに気づいたな
って思ったんですよね。
何となく,なんですけど。
例えば,売上原価の算定。
期末の商品残高と,期首の商品残高+当期の仕入れの差ですよね。
要は,当期分の商品(BS)と,期末の商品(BS)の差なんですよね。
例えば,連結会計の未実現利益の消去。
期首の未実現利益と期末の未実現利益の差が,例えば売上原価だったり,土地売却益なわけです。
例えば,評価差額の実現。
期首の評価差額が,期中の実現により,期末にはなくなっている(0になっている)。
その差額が,土地売却益だったり,減価償却だったりするわけです。
あとなんかありますかね。
キャッシュフロー。期首の売掛金+期中の売上と,期末の売掛金の差が,キャッシュインフローです。
連結会計の段階取得。
これは期首期末とかでありませんが,個別上の取得原価(BS)と,連結上の取得原価(BS)の差が,段階取得による差損益です。
なんというかな。
すごく大事な感覚をつかんだというか。
なんか,差額で出すってことなんだなって思ったんですよね。
まぁ,手間なんですけど,
例えば,建物の減価償却のとき,直接法で,
100の建物で,10年定額法,残存0であれば,
1年経てば90になりますよね。で,減価償却が10。
100÷10で減価償却を直接出してもいいんですけど,
建物の簿価っていうですかね,
100×0.9(残り9年なので)=90
90が当期末の建物の簿価なので,
100ー90=10で,
10が減価償却費だって出したほうが,なんかしっくりくるんですよね。
ま,そんな話です。