簿記を勉強していて気付いたのですが,
基本的に,
売った時に損益を認識していて,
買った時って損益を認識しない
んですよね。
なんか,一般的には,
お得に買えた
みたいな感じで,
買った時に得したかどうか
を感じるような気がするんですが,
簿記的に考えると,
商品を購入したっていうのは,
要は仕入ってことで,
通常は○○円だけど,それよりも○○円安く仕入れたぜー
って言って,
利益○○円
って認識しないですよね。
仕入れた商品を売って初めて,
利益○○円を認識する。
けっこうこれ重要なことだと思います。
いま,企業結合や連結会計を勉強しているんですが,
取得企業って,
要は買った側なんですよね。
だいたいのれんを計上すると思うんですけど,
それって高く買ったからなので,
一般人的な感覚だと,損をしてるんです。
でも,簿記的には,買った時に損益を認識しないので,
のれんを計上するわけですね。
でも,取得される側というか,事業分離で分離する側っていうのは,
商品を売った側みたいなもんですから,
損益を認識するわけです。
取得する側は,損益を認識しない。
取得される側は,損益を認識する。
租税法的にも大事な考えだと思います。
いやいや,この1カ月でだいぶ成長しましたね。