久しぶりにブログを書いてみます。
まさかこんなに空くとは・・・
現状を報告してみます。
財務会計・・・
プロ簿記は簿記1級用の講座であるが,現在の簿記1級の試験のレベルは難易度が上がっており,連結会計の論点もかなり出題される。
そのため簿記1級の勉強をきちんとすれば,公認会計士試験の論文式にもスムーズに移行できることを確認。
なお,短答式はまったく解答形式が違うので,簿記1級の勉強でスムーズに移行できるのは,論文式のみ。
そして,プロ簿記の講座はすばらしく,ある程度この講座を受講した今では,会計士試験の答練は受講できる状態になっていると推測。
答練をどうするか検討しているが,とりあえず基礎をもう一度固めようかなと思っている。
管理会計・・・
こちらもプロ簿記の「工業簿記」「管理会計」を受講。
会計士試験の論文式はきちんと検討してはいないが,こちらも簿記1級の勉強が有効と推測。
プロ簿記の講座が極めて分かりやすいため,この講座をきちんと勉強しておけば,会計士試験もなんとかなると予想。
受験年の答練・模試をきちっと勉強したい。
現在,基礎講座を復習しようと考えている。
監査論・・・
LECの「論文圧縮講座」を受講。
ひととおり聞き,レジュメの目次を作成。おそらく司法試験の論文式の勉強法が活きると予想。
受険生のレベルはそれほど高くないと予想しており,試験年の答練・模試をやっておけば,不合格になることはないと考えている。
租税法・・・
こちらもLECの「論文圧縮講座」を受講。
何回か回転させている。
プロ簿記で簿記を勉強した後に勉強してみると,財務会計の知識が本当に役立つことを実感。
損益計算書を頭におきつつ,勉強をしていくと効率がよい。
こちらもそこまで受験生のレベルは高くないと予想。
そのため,受験年の答練・模試をきちっと押さえることが重要。
優先順位はそこまで高くないと考えており,詰込みで勉強する予定。
総合・・・
やはり,「簿記」の基礎をおさえることが重要と再確認。
簿記に苦手意識をもたないことが本当に大事なこと。
その面では,プロ簿記を受講できたことは,きわめて幸運だったと思える。
なお,先月から現在アカ凸に在籍中。もっとも,会計士試験のレベル感を感じ取るためであり,今月中には退会予定。
・・・こんな感じかな。以下雑談。
簿記の勉強をしていくと,費用と資産 収益と負債 の関係性がよくわかる。
例えば,「払いすぎた費用は資産になる」というルール
資産とは,払いすぎた費用の集まりであるって感じ。
前払費用はこのルールで一番分かりやすいかな。
少し応用して考えれば,固定資産とその減価償却も同じ考えでいける。
たとえば,耐用年数5年,取得原価50万円,償却方法は定額法で残価0円,期首に取得とする。
そうすると期末では,減価償却費は10万円となる。
取得原価は50万円であることから,期末時点では,40万円を払いすぎていることになる。
そのため,資産として固定資産40万円と認識できる(直接法を想定)。
固定資産を払いすぎた費用の集まりって考えちゃう。
のれんも同じ。「払いすぎた費用は資産となる」のそのまま。
繰延税金資産も同じ考え。
会計上,税金額が70万だが,税務上,100万円払わないといけないとする。
そうすると,30万円が「払いすぎた」ことになる。
そのため,30万円を繰延税金資産と認識。払いすぎた費用の集まりね。
次のルール。「もらいすぎた収益は負債となる」。
負債はもらいすぎた収益の集まりですよと。
収益を単にお金と考えたほうがわかりやすいかな。
前受代金が一番分かりやすいか。
借入金とかは,財務活動にあたるので,厳密にはこのルールには適用できないかも。
本来,営業活動によってはもらえないはずのお金なので,「もらいすぎたお金」と考えるといいかな。
収益認識のルールが変わるが,このルールを知っておけば,何とか対応できる。
いままでの会計基準では,もらったお金はそのまま収益として計算していた。
それが,収益を抽象的な概念としてきちんと認識することになり,もらったお金と収益との間に差がでるようになった。
そのため,もらいすぎた売買代金は,負債として認識することになる。
雑談2。
今後は,BSとPL間の理解がより重要になってくる。
たとえば,BSで認識するのはこのくらいなので,残りをPLに計上という考えができるかどうか。
このように,BSとPL間の関係性をより理解することが大事。
雑談3。
他のルールは,「払ってない費用は負債になる」「もらってない収益は資産になる」か。
前者は買掛金,後者は売掛金あたりに使えるか。
前者は繰延税金負債にも使えそうだ。
いやぁ,いろいろ考えましたね。
だいぶ簿記のレベルは上がったと思います。
仕訳を覚えるのではなく,きちっと自分のなかでルール化できたので。
参考になれば。
またブログ更新しますよ。