弁護士が公認会計士試験合格を目指すブログ

弁護士が公認会計士試験の合格を目指してます。

弁護士が会計士試験に挑戦する流れ

この流れはだんだん増えていくと思うんですよね。

 

だって,司法試験受かってれば,短答免除,論文2科目免除なんですもん。

 

そして,司法試験に合格してればずっと免除ですから。

 

20代後半で司法試験に受かり,弁護士になったとして,そういった人たちが5年目,6年目となり,少し落ち着いたとしても,まだ30代前半。

 

弁護士の数は増え,これから不安だという人も多いでしょう。

 

そんなとき,免除制度を使って会計士試験に挑戦するというのは,けっこうアリだなと思うんです。

 

会計士試験,特に短答式は,これからさらに問題は基本的・基礎的なものになっていき,それに比例するかのように,1つの問題に含まれる情報量は増えていくでしょう。

 

要は,会計士試験の勉強歴が短くても,若い人であれば,短答は受かりやすくなっていくということです。

 

おそらく論文もその傾向は強いと思いますが,やはり論理的に思考する能力が問われる分,短答ほど若い人が受かりやすくはならないと思うんですね。甘いかな。

 

特に,監査論は,司法試験の勉強で体系的に学習するやり方が分かっていれば,短い時間で対応可能だと思います。

 

短答は,問題をパターンとして押さえ,それをもとに解答していく感じ。問題をたくさんこなせる若い人が有利ですよね。ま,例外もありますけど。

 

論文は,科目の体系を押さえ,未知の問題に挑戦していく感じ。

この感覚は,司法試験に合格したひとなら,分かってくれるんじゃないかな・・・

 

もちろん,論文でも,パターン思考で対処できる問題はありますし,それが大きな得点になることもあります。

 

でもやっぱりそれだけじゃ受からない気がするんですよね。

 

監査論や管理会計論理論は,答練の解答を暗記して臨むだけで,周りから差はつけられない(つまり合格者平均には乗る)

 

なんていう人もいるくらいですから,ずいぶん司法試験とは違うなとは思いました。

 

結局,簿記なんですよね。それができるかどうか。

 

・資産 ・負債 ・資本(純資産)

・収益 ・費用 (・利益)

 

この概念を使いこなせるかどうか。

 

たぶん,若い人は,問題を数多くこなし,パターン化して,自動処理みたいな感じで対応してくるんですよ。

 

でも,社会人受験生は,そこまで問題演習に時間はさけない。

 

ここをどう乗り越えるかなんですよね。