いま,答練で管理会計を勉強してます。
ちょうど,業務的意思決定の問題を考えていて,理解したことがあるので,書きたいと思います。
私,ずっと,
差額法がよくわからん
って思ってたんですよね。
設備投資~と業務的~で,差額法っていう解き方があるんですけど,
私,なんかしっくりこなかったんです。
で,今回分かったのは,
機会原価という考え方は,
業務的意思決定会計にしかないってこと。
つまり,設備投資意思決定会計には,機会原価はない
ってことに気づいたんですね。
例えば,タックスシールドってときに,
+ 減価償却額 × 税率
ってするじゃないですか。
これ,私としては,プラスになるのがずっと違和感があったんです。
要は,業務的意思決定会計においては,
ほかの代替案でプラスになる場合は,機会原価として,マイナスで式を書くんですね。
その感覚があったので,
なんで新規投資案はタックスシールドで現金が返ってくる(つまり,現状案からみればマイナス)なのに,式はプラスなんだって思ってたんですよ。
この感覚はずっとありましたね。たぶん初めて業務的~と設備投資~を勉強したときから,ずっとあったんじゃないかな。
やっと理解できましたね(笑)
設備投資意思決定はキャッシュフローですから。
だって新規の投資の投資額はマイナスで表現しますもんね。
これは現状案からすればプラスです。だけど,設備投資の場合はマイナスなんです。
設備投資は,新規投資をした場合に,現状と比べて,キャッシュインフロー・キャッシュアウトフローがどうなるのか,
業務的意思決定会計は,現状のままで,代替案をした場合に比べて,収益・原価はどうなるのか,
で考えるってことですね。
私は,機会原価っていう業務的意思決定の考え方を,設備投資意思決定のときも考えちゃって,自分で混乱してたんですね。
いやー,これ理解できてよかったですね。
めっちゃスッキリしました。