ちょっと連投。
製造部門は,「いくらで作るか」に責任はあるけど,
「いくつ作るか」については,責任がない。
なぜなら,生産量は,販売部門や,材料仕入部門によるから。
製造部門には,「いくつ作るか」ということに決定権はない。
ただ,会社によっては,製造すればするほど売れる,かつ,材料仕入れに制限がないケースもあるから,その場合は,製造部門が,「いくつ作るか」に責任をもつといえる。
なので,基本,製造部門での標準原価の計算には,
材料や労務費,経費の「標準単価」と,実際生産量(消費量)が使われる。
製造費部門には,「いくつ作るか」に責任はないので。
販売部門には,「いくつ売るか」,「いくらで売るか」という責任がある。
なので,販売数量差異,販売価格差異がある。