弁護士が公認会計士試験合格を目指すブログ

弁護士が公認会計士試験の合格を目指してます。

さてさて

いまのところ,勉強ですが,

 

全経法人税法の2級の,問題集をやっております。

 

とってもいいです。

 

意外に法人税の基礎的な問題集ってないんですよね。

 

税法全般にいえますが。

 

2級の問題集ですが,すごくやりごたえがあります。

 

たぶんこのレベルは絶対に間違えられないので,

 

なんか緊張感があるんですよね。

 

 

租税法に悩んでいる人は,少し触れてみると,いいかもしれませんよ。

 

 

ただ,圧縮記帳の交換って,解答の式にすごく違和感あるんですよね。

 

交換して差額金を受け取った場合なんですが,

 

 

私は,圧縮限度額は,

 

 

譲渡資産の時価-譲渡資産の簿価-譲渡費用

 

 

を計算して,そのあとに,

 

 

取得資産の時価÷(取得資産の時価+取得差金)

 

 

を計算して,それを掛けて出すですけど,

 

なんか解答だと式が違うんですよね・・・

 

まぁ,私の計算で答えは合うのでいいんですが・・・

 

 

ってか圧縮記帳が,すごく出るんですよね。全経税法の法人税

 

こんなに出すかと。

 

圧縮記帳を得意になりたい方は,法人税法の2級を挑戦するといいと思いますね。

 

 

監査論が分かった(気がする)

いま,CPAの松本先生の,監査論論文対策講義を聞いています。

 

で,この前の土日で分かったんですが,適正性表示の枠組みって,

 

 

経営者に,求められているんですよね。

 

 

いまさらですかね笑

 

なので,経営者は,財務諸表に重要な虚偽表示がないように,

 

事前にさまざまなリスクを検討して,作成計画をたてて,適切な調査ないし検査をして,

 

財務諸表を作成しなければならないわけです。

 

 

もうちょっといえば,経営者は,準拠性の枠組みから一歩離れて,適切な注記があるか,検討しなければならないってことです。

 

要は監査人と同等のレベルを求められていますよね。

 

で,検討の結果,経営者が,この財務諸表は適正に表示されていると思うから,監査人に報告するわけです。

 

監査人は,一歩離れて~とかありますが,それは,そもそも経営者が,一歩離れて,作成しなければならないので,監査人も,そうしなければならないということです。

 

別に,作成者と監査する人が離れている,っていう当然のこといってるわけではない。

 

 

経営者自身に,法律が,単にルールに従っていればいいという準拠性の枠組みを超えて,利害関係者に適切な情報を提供するという適正性の枠組みで,財務諸表を作成し表示するよう,そこまでの責任を求めているわけです。

 

で,それが正しいかどうか,監査人が判断する。

 

 

仮に,経営者に対して準拠性の枠組みの表示までしか求められていないのであれば,監査人だって,準拠性の枠組みまで監査すればオッケーなはずです。

 

 

 

そう考えると,経営者って,監査人に劣っているわけではないということです。

 

経営者も,監査人と同じように,財務諸表作成のために動いているわけです。

 

もちろん,経理の担当者がいますが,それは,経営者の代わりに,経営者の意に沿って,動いているにすぎません。

 

 

そのため,監査人も,経営者が自分と同じくらいの財務報告の知識がある前提で,監査をしていなかなければならない,となるわけです。

 

だから,二重責任の原則がなりたつんですね。

経営者と監査人の責任は,領域は違いますが,同等です。

 

なので,監査人としてなにをするべきかというと,まずは経営者の作成過程をトレースして,正しいかどうかを検証・確認する必要があるわけです。

 

たとえば,計画段階で,監査人が,リスク分析をし,このアサーションにリスクがあるなと考えるということは,

 

経営者も,同じように,考えているという前提にたつということです。

 

で,それを,監査人は経営者に確認する。

 

経営者に,「どのようなリスクあると思いますか」,「注目しているアサーションありますか」と質問するわけです。

 

それに対する経営者の回答が,監査人の期待する水準か否か。

 

水準に達していない場合,「経営者の偏向」という,全体レベルのリスクを推認させる事情になるわけですね。

 

 

だってそうしないと,監査人が作成責任の一旦を担うことになりますよね。

 

それは法律の枠組みではない。

 

作成責任は,経営者にしかないんです。

 

 

実地・立ち合いだって,本来は経営者がやるべき。でも,人的資源に限界がある。なので,経理の担当者がやっている。

 

でもそれは,経営者の代わりなので,経営者自身が,立ち合いを行っていることと,なんら変わりはないんです。

 

これって,監査人のリスクアプローチと,一緒ですよね。

 

 

そう考えると,なぜ,企業のCFOに,会計士がつくことが多いか,分かりますね。

 

CFOが,経営者の代わりに,事前にリスクを分析し,適切な財務諸表を作成するよう,動くことが期待されるのでしょう。

 

そうすると,監査人も,やりやすい。

 

 

なお,調べてみると,「財務報告実務検定」なるものがあるそうです。

 

さすがに勉強はしませんが,経営者にどのような責任があり,どのような役割を期待されているのか,それを知ることは,監査論の理解に役立ちそうですね。

 

興味があるひとは,調べてみては。

 

 

監査論どうしようかな

今の勉強について・・・

 

現在は,租税法,法人税法の勉強をしています。

 

テキストとしては,全経法人税法1級のテキストを利用しています。

 

やっぱり1級は難しいなと思いつつ,少しずつ勉強しています。

 

あともう1週テキストを回せば,法人税法はだいたいOKって感じがします。

 

 

で,いま,少し悩んでいるのは,監査論についてですね。。

 

 

どうしたもんかなと。

 

 

一応,「監査論 セレクト30」の第6版をメルカリで買ったんですが,

 

あまり面白くないんですよね。

 

 

そんなに勉強ができないなと。

 

 

で,いま目を付けているのは,CPAの,「論文対策講座」。

 

ユーチューブで,松本先生の攻略法の講座を見て,なんかいいなと思ったんですよね。

 

 

どの論点をどの角度で聞いているのか,なんていうのは,いい表現だなと思います。

 

 

で,まぁ,55000円するんですよね・・・

 

ちょっと高いなぁと。

 

また,いま申し込んでも,結局8月までしか見れないし。

 

なんかもったいないような気もします。

 

20000円くらいだったらいいんですけど。。

 

とりあえず,松本先生のレジュメだけメルカリで買って,検討するのがいいかなと思います。

 

レジュメを見たうえで,これは55000円の価値があると思えば,申し込んでみようかなと思います。

全経税法のススメ

みなさん,全経税法って知ってますか?

 

所得税法人税,消費税,相続税があり,

 

それぞれ3級,2級,1級があります。

 

 

所得税法人税,消費税は,会計士試験の範囲でもあります。

 

一応,1級のレベルは,税理士試験の計算レベルと同等のようです。

 

 

なので,3級,2級あたりは,本当に基本的なことが問題となっています。

 

 

会計士試験のテキストで勉強するのもいいんですが,

 

全経税法の3級や2級のテキストで勉強するのも,アリだと思います。

 

私はやってます。

 

ある意味,簿記3級からステップアップするようなイメージで勉強できるので,

 

わりと勉強しやすいんじゃないかなと思います。

 

 

テキストの種類があんまりないのが難点かもしれませんが。

 

全経税法で調べてみてください!

 

予定+差異=実際

現在,工業簿記の勉強をしております。

 

 

ま,軽く書きたいと思います。

 

 

工業簿記を勉強していて思ったのは,

 

 

予定消費量(額)+ 差異(量or額)= 実際消費量(or額)

 

 

だなって思ったんですよね。

 

まぁ今更って感じですが。

 

 

 

なんというのかな。

 

例えば,材料勘定の貸方の上の段に,消費量or額を書くじゃないですか。

 

で,予定賦課率がある場合は,予定負荷率で消費量or額を計算して,貸借差額で差異を書きますよね。

 

なんかそれがしっくりこなかったんですよね。

 

で,その感覚が,さっきの式をあてはめたときに,しっくりきたんですよ。

 

 

結局,予定+差異で,実際なんだなと。

 

 

 

ちなみに,予定を標準に置き換えれば,標準原価計算でも同じです。

 

 

ま,そんなお話でした。

お久しぶりです。

さて,だいぶ空いてしまいました。

 

元気にやっておりますよ。

 

まず,会計士試験は,

 

受けませんでした。

 

ホテルもとってあったのですが,

 

1週間前に,キャンセルしました。

 

 

で,勉強を続けているって感じです。

 

ある程度,去年あたりで租税法も終わり,

 

いまは簿記のほうに力を入れていますかね。

 

 

ま,勉強が続けれてラッキーです。

 

弁護士のほうもやっぱり忙しいですからね。

 

でも,いまのうちに勉強も頑張りたいです。

 

 

さてさて,今日なんですが,

 

なぜブログを書こうかなと思ったかといいますと,

 

簿記の勉強をしていて,少し,ブレイクスルーといいますか,

 

アハ体験みたいな感覚になりましたので,書こうかなと思ったんです。

 

 

それは・・・

 

 

前期末のBS科目と

 

当期末のBS科目の

 

 

を求めて考えるのがコツ

 

だということです。

 

まぁなんのこっちゃという感じなのですが,

 

私にとってはかなり衝撃なんですね。汎用性が高くて。

 

私はプロ簿記というオンライン予備校で勉強をしているのですが,

 

そこの先生の問題の解き方は,

 

やはりこの考えがベースにあるような気がするんです。

 

例えば,リース会計なんかでいうと,

 

簿価一覧を書くんですね。

 

簿価なので,要はBS科目です。

 

リース資産とか,リース負債とか。

 

で,その差をとって,支払利息とか,減価償却とかって考えるんです。

 

ほかの問題でも,やっぱり同じです。

 

 

こう気づいたときに,なんか

 

あー,オレかなり大事なことに気づいたな

 

って思ったんですよね。

 

 

何となく,なんですけど。

 

例えば,売上原価の算定。

 

期末の商品残高と,期首の商品残高+当期の仕入れの差ですよね。

 

要は,当期分の商品(BS)と,期末の商品(BS)の差なんですよね。

 

例えば,連結会計の未実現利益の消去。

 

期首の未実現利益と期末の未実現利益の差が,例えば売上原価だったり,土地売却益なわけです。

 

例えば,評価差額の実現。

 

期首の評価差額が,期中の実現により,期末にはなくなっている(0になっている)。

その差額が,土地売却益だったり,減価償却だったりするわけです。

 

 

あとなんかありますかね。

 

キャッシュフロー。期首の売掛金+期中の売上と,期末の売掛金の差が,キャッシュインフローです。

 

 

連結会計の段階取得。

 

これは期首期末とかでありませんが,個別上の取得原価(BS)と,連結上の取得原価(BS)の差が,段階取得による差損益です。

 

 

 

なんというかな。

 

すごく大事な感覚をつかんだというか。

 

なんか,差額で出すってことなんだなって思ったんですよね。

 

 

まぁ,手間なんですけど,

 

例えば,建物の減価償却のとき,直接法で,

 

100の建物で,10年定額法,残存0であれば,

 

1年経てば90になりますよね。で,減価償却が10。

 

100÷10で減価償却を直接出してもいいんですけど,

 

建物の簿価っていうですかね,

 

100×0.9(残り9年なので)=90

 

90が当期末の建物の簿価なので,

 

100ー90=10で,

 

10が減価償却費だって出したほうが,なんかしっくりくるんですよね。

 

 

ま,そんな話です。

 

 

売る時・買う時と損益の認識について

簿記を勉強していて気付いたのですが,

 

基本的に,

 

売った時に損益を認識していて,

 

買った時って損益を認識しない

 

んですよね。

 

なんか,一般的には,

 

お得に買えた

 

みたいな感じで,

 

買った時に得したかどうか

 

を感じるような気がするんですが,

 

簿記的に考えると,

 

商品を購入したっていうのは,

 

要は仕入ってことで,

 

通常は○○円だけど,それよりも○○円安く仕入れたぜー

 

って言って,

 

利益○○円

 

って認識しないですよね。

 

仕入れた商品を売って初めて,

 

利益○○円を認識する。

 

 

けっこうこれ重要なことだと思います。

 

いま,企業結合や連結会計を勉強しているんですが,

 

取得企業って,

 

要は買った側なんですよね。

 

だいたいのれんを計上すると思うんですけど,

 

それって高く買ったからなので,

 

一般人的な感覚だと,損をしてるんです。

 

でも,簿記的には,買った時に損益を認識しないので,

 

のれんを計上するわけですね。

 

でも,取得される側というか,事業分離で分離する側っていうのは,

 

商品を売った側みたいなもんですから,

 

損益を認識するわけです。

 

 

 

取得する側は,損益を認識しない。

 

取得される側は,損益を認識する。

 

 

 

租税法的にも大事な考えだと思います。

 

 

いやいや,この1カ月でだいぶ成長しましたね。